まだまだ残暑は厳しいですが、クーラーをつけずに過ごせる日もあり、季節の変わり目を感じる日が出てきましたね。
しかし、まだ暑い日が続いたり、朝晩との気温差が大きくなったりする時期でもあります。夏の疲れが残っているところに生活リズムの変化が重なることで、こころや身体の調子を崩してしまう方もいます。
今回は、9月の季節の変わり目に気をつけたい「こころの変化」について、精神科訪問看護の視点からご紹介します。
こんな変化はありませんか?
季節の変化に伴って、次のような変化が見られることがあります。
- なかなか眠れない、朝起きられない
- 昼夜逆転してしまう
- 食欲がなくなった、または食べる量が増えた
- 外出することがおっくうになった
- 人と会ったり話したりする機会が減った
- 以前より疲れやすくなった
- イライラしたり、気分が落ち込んだりする
- 薬を飲み忘れることが増えた
一つひとつは小さな変化でも、いくつか重なっている場合は、こころや身体に負担がかかっている可能性があります。
特に大切なのは「いつもとの違い」
精神科訪問看護では、症状だけを見るのではなく、**「その人にとって以前と何が変わったのか」**を大切にしています。
例えば、
「以前は毎日買い物に行っていたけれど、最近は外出しなくなった」
「いつもは決まった時間に寝ていたのに、最近は夜更かしが増えた」
「薬を飲むことを忘れるようになった」
といった変化です。
本人にとっては「たいしたことではない」と感じていても、こうした小さな変化が体調を崩す前のサインになっていることがあります。
精神科訪問看護では何をする?
精神科訪問看護では、ご自宅に伺い、こころの状態だけでなく、睡眠・食事・服薬・生活リズムなどを確認します。
また、「最近困っていることはないか」「生活の中で負担になっていることは何か」などをお聞きし、その方に合った生活の整え方を一緒に考えていきます。
必要に応じて、主治医や相談支援専門員、ご家族などとも情報を共有しながら支援します。
無理をしすぎないことも大切です
9月は、「夏の疲れを取り戻そう」「生活を整えよう」と頑張りすぎてしまうこともあります。
しかし、調子が落ちているときに無理を重ねると、さらに疲れてしまうことがあります。
まずは睡眠や食事、起きる時間など、できることから少しずつ整えていきましょう。
「最近、少し調子がおかしいかも」
「以前より生活が乱れてきた」
そんなときは、一人で抱え込まず、主治医や訪問看護などに相談してみてください。
季節の変わり目も、無理をせず、自分らしいペースで過ごせるように一緒に私たちと考えていきましょう。
当ステーションでは、皆様が365日、夜間も安心して休めるよう24時間のオンコール体制を整えています。
さいたま市見沼区やその近隣の区市町村で暮らす皆様が「地域でその人らしく暮らす」ことを支える訪問看護を提供します。一人で抱え込まず、私たちを頼ってください。皆様が安心して毎日を過ごせるよう、身近な存在として寄り添い、共に歩んでいきます。
精神的な不調を抱えていると、「誰に相談したらいいのか分からない」「外に出ることが難しい」「薬をきちんと飲めない」など、様々な困りごとが生じることがあります。
「こんなことを相談してもいいのかな」ということでも、まずはお気軽にお問い合わせください。